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【完全無料】ドラマ「獣医さん、事件ですよ」全動画を無料で視聴する方法|1話から最終話まで

『獣医さん、事件ですよ』を無料で視聴する方法をお調べですね。

「前回のドラマを見逃してしまった…」
「今すぐ1話から視聴したい…」

こんな人は、安心してください。

実は、「TSUTAYA TV」を利用すれば、1話から最終話まで全話無料で見ることができます。

もしくは、TSUTAYA TV以外にも無料配信を行っている動画サービスがあるので、これらのサービスを使えば一切お金をかけずにドラマの視聴が可能です。

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本ページの配信情報は2021年1月12日時点のものです。

この記事では、実際にTSUTAYA TVで「獣医さん、事件ですよ」を無料で見る方法や、ドラマの見所を紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

おすすめの動画配信サービスを探すなら下記の記事をご覧ください。

絶対後悔しない!おすすめの動画配信(VOD)サービスを選ぶ方法を徹底解説!!

『獣医さん、事件ですよ』を無料視聴する方法

冒頭でもお伝えしましたが、『獣医さん、事件ですよ』は「TSUTAYA TV」ならば無料で見ることができます。

また、他にも複数の動画サイトで無料配信を行っているので、別のサービスでドラマを視聴することも可能です。

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本ページの配信情報は2021年1月12日時点のものです。

さっそくですが、ここからは一番おすすめの動画サービス「TSUTAYA TV」の特徴と、『獣医さん、事件ですよ』を無料視聴する手順を紹介していきます。

一切お金はかかりませんし、視聴する手順も簡単なので、気軽に利用してみてくださいね。

無料で見る方法1.「TSUTAYA TV」で視聴する

TSUTAYA TV

TSUTAYA TV」を利用すれば、『獣医さん、事件ですよ』を全話無料で見ることができます。

TSUTAYA TVは、有名な「TSUTAYA」が運営している動画配信サービスです。

1万本以上のドラマやアニメが配信されており、気になる動画を見放題で楽しむことができます。

TSUTAYA TVは通常「933円」の料金がかかりますが、初回30日間は無料で使えるので、期間内に解約してしまえば一切料金はかかりません。

さらに、TSUTAYA TVに無料登録した人は、合わせて動画レンタルサービスも無料で使えます。

旧作の映画ならば、8枚まで無料で借りれるのでかなりお得です。ぜひ「獣医さん、事件ですよ」の視聴と合わせて、他の作品もチェックしてみてください。

月額料金 月額933円(税抜)
無料お試し期間 30日間
コンテンツ数 約10,000件
支払い方法 クレジットカードのみ
デバイス登録数 5台
動画のダウンロード 無料体験期間は不可
その他の国内ドラマ ・SPEC
・JIN-仁-
・ダメな私に恋してください
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公式サイト https://www.discas.net/
【危険】無料動画サイトに注意しよう!

今回は「デイリーモーション」「Pandora」などの無料動画サイトも調査していますが、そもそも「無料サイトにアップロードされたドラマを視聴するのは禁止」です。

また、無料動画サイトはウイルスに感染するリスクがあり、安全だとは言い切れません。

安心してドラマを視聴するならば、やはり「TSUTAYA TV」を利用するのが一番おすすめです。

『獣医さん、事件ですよ』をTSUTAYA-TVで視聴する手順&解約方法

それでは、実際に「TSUTAYA TV」で「獣医さん、事件ですよ」を無料視聴する手順を、画像でわかりやすく解説していきます。

さっそく確認していきましょう。

手順1.「TSUTAYA TV」に登録してドラマを視聴する

まずは「TSUTAYA TV」の公式サイトにアクセスして、30日間無料体験の登録を行います。

フォームに沿って入力していくだけなので、特に難しい点はありません。

入力を進めていけば、アカウント作成はすぐに完了します。

登録が完了したら、「TSUTAYA-TVのアプリ」をダウンロードして、検索画面から視聴したいドラマを検索します。

検索画面で「獣医さん、事件ですよ」と検索をかければ、すぐにドラマを視聴することが可能です。

登録日から30日間は無料で動画が見放題なので、気になってたドラマは全て視聴してしまいましょう!

■30日間での解約忘れに注意!

TSUTAYA-TV登録から30日が過ぎると自動で月額課金に更新されてしまいます。

あらかじめGoogleカレンダーなどに解約期限を記入しておき、解約忘れがおきないよう注意してください。

手順2.「TSUTAYA-TV」を30日以内に解約する

無料体験期間が終了に近づいたら、解約手続きを進めます。

解約の手順は簡単で、メニューボタンから『サービス停止申請』→『解約』の順でクリックするだけです。

あとは画面に沿って進めていけば、簡単に退会を済ませることができます。

TSUTAYA-TV登録前の疑問点を解決!

Q1.TSUTAYA-TVは本当にすぐ解約できる?

はい。メニュー画面からすぐ解約できるので、解約できなくて困ることはありません。

Q2.TSUTAYA-TVを家族全員で使うことはできる?

はい。TSUTAYA-TVは1つのアカウントで最大4つまでユーザーを管理できるので、家族での利用にも向いています。

家族に閲覧履歴を見られたりする心配もありません。

Q3.無料視聴期間を使ってしまうのはもったいない…

一度しか使えない無料体験ですので、別の機会にとっておきたい気持ちもあると思います。

しかし、せっかく見たいドラマがあるのに、無料期間を使わずにとっておくことも勿体ないことです。

他に無料体験を用意している動画サービスはたくさんあります。仮に無料期間が終わったとしても、TSUTAYA-TVは1本映画を見ればそれだけで元を取ることが可能です。

無料体験は、使いたいと思った時に使うのが一番なので、気軽に試してみてくださいね。

『獣医さん、事件ですよ』1話から12話(最終話)までのあらすじ

『獣医さん、事件ですよ』は、東京・狛江で動物病院を営む“シバケン”こと獣医・柴健太郎がペットの飼い主やその家族たちの問題を解決していくストーリーです。

<陣内孝則が獣医に!なぜか人助けに奮闘努力!?美女に惚れて。。。問題解決!?このドラマの主人公は、獣医柴健太郎。愛称”シバケン”。「たとえペットでも、たとえ血が繋がっていなくても、ひとつ屋根の下で暮らしていれば、みんな、家族!」心が広いのか、単なるバカなのか、とにかく情に厚くて、困っている人を見ると放っておけない。惚れっぽくて・・・少々うざい。そんな”平成の寅さん”とでもいうべき男が、奮闘努力。ペットの飼い主やその家族の問題を、何とか解決します。笑って泣けて元気になる!可愛い動物たちにも癒やされる最高のエンターテインメントドラマです。>

引用:読売テレビ

ここからはそんな『獣医さん、事件ですよ』のあらすじを、1話から最終話までざっくりと紹介していきます。

獣医さん、事件ですよ「第1話」

 東京・下町にある柴動物病院。院長の柴健太郎(陣内孝則)通称シバケンは、心が広いのか、単なるバカなのか、お節介やきで、困ってる人を見ると放ってはおけない。惚れっぽくて……少々うざい。現代の“寅さん”とでもいうべき男。シバケンは、病院の金庫番を担う母の英恵(野際陽子)と娘の日菜子(吉本実憂)との3人家族。しかし3人に血の繋がりはない。友達にそのことを話してなかった日菜子に「一つ屋根の下に暮らしていれば、人も動物もみんな家族なんだ。いつもいってンだろ?」とシバケン。しかし「ウチみたいな家族、やっぱり普通じゃないんだよ」と日菜子に言い返される。そこへ非常勤獣医の玉木慎也(牧田哲也)が「表にブルドックが一匹繋がれたままなんですけど」とやって来る。捨て犬を飼ってたらウチは捨て犬だらけだというシバケンだったがブルドックと「ん?どうしたのかな?……そりゃ災難だったね」と会話を始めると、さっきの発言もどこ吹く風「この子、ウチで預かるぞ」と言い出す。こうして、柴家に家族が一匹増えることになる。後にこのブルドックは英恵によって『ねぎま』と名付けられる。ある日、シバケンが往診にいこうと自転車を漕いでいると浅野瞳(釈由美子)が、前に飛び出してくる。急ブレーキをかけるシバケン。「オイ!急に飛び出して来たら……」と怒りかけたシバケンだったが、かなりの美女である瞳を見て怒りの色が消える。瞳はゴールデン・レトリバーの小犬のピーチの散歩中で、ピーチが言うことを聞かず困っていた。すると突然シバケンがピーチの前にしゃがみ会話をしはじめる。不審な目を向ける瞳だったが「ちゃんと社会化できてますね、人を怖がらない……。生後3ヶ月、いや4ヶ月ってとこでしょうか?」というシバケンの言葉に驚く。前足をしきりに舐めるピーチの姿を見たシバケンは「ペットでお困りのことがあれば、いつでもご相談下さい。そのワンちゃん、結構ストレスを抱えてるみたいですから」と胸元から名刺を出す。そして「おっと、これから往診なんで失礼します」と格好よく去るつもりが、自転車にぶつかって倒してしまい、瞳に笑われてしまう……。その日の夕飯。瞳のことを思い出してニヤニヤしているシバケンに、「また病気が始まったか」と英恵。そこに瞳から電話が。病院の前にいるからピーチを診て欲しいと言ってくる。ピーチを触診するシバケン。聞けば昨日から餌もほとんど食べず、少し食べてもすぐ吐いてしまうという。しかし、これと言って悪い所は見当たらない。ピーチが少し暴れてしまい押さえようとした瞳は、シバケンの手まで押さえてしまう。瞳と手が触れてドキッとするシバケン。「散歩はいつも、あの時間に?」とついついプライベートなことを聞いてしまう。「いえ、いつもは娘が連れていくんですけど」と瞳。瞳に娘がいることが分かりガックリなシバケン。「じゃあ、ご主人もいらっしゃるわけですよね」と苦し紛れに聞いてみる。すると「主人とは去年、離婚しました」という返事が返ってきてすぐさま元気を取り戻す。そして、朝から仕事で夜まで帰れないという瞳のために、瞳の家への往診を買って出ることに。翌夜。「あなたのためなら、たとえ火の中、部屋の中、っと」と瞳のマンションにやって来るシバケン。インターホンを鳴らすとドアが少しだけ開くが、娘の浅野葵(本田望結)によってすぐバタンと閉められる。瞳が帰って来て、なんとか部屋に入れたシバケンだが、葵は姿を見せない。「最近、私の顔を見ると部屋にとじこもって、口もきいてくれないんです」と瞳。学校も休みがちで大好きだったピーチの散歩にも行かなくなったという。悲しそうな瞳を見て、シバケンはドア越しから葵に出てくるように話しかけてみる。しかし全く反応がない。すると「おい!人が話しかけられてるのに何も答えないのは失礼だろ!」と子供相手についつい熱くなってしまい……瞳に制される。 家に帰っても瞳と葵の心配をしているシバケンに、「自分の娘より他人の娘の方が心配なんだと?」と日菜子。何も言い返せないシバケン。翌朝。ピーチの往診にやって来たシバケンは、瞳の部屋の前でリュックを背負った怪しい男が中を窺っているのを見かける。「貴様、覗き魔だな!」と男ともみ合いになる。すると瞳がやって来て「別れた夫なんです」と言う。男は山崎といい、ギャンブルをやめて新しい仕事についたので葵にぬいぐるみを持ってきたと言うが瞳は「二度と私たちの前に顔を見せないで」と追い返す。しかし、こっそりその様子を覗っていた葵の姿に気付いたシバケンは葵が父親に会いたいのではないかと思う。 ピーチは床にふせったまま、まだ餌を食べない。葵も部屋に閉じこもったまま姿を見せない。そこでシバケンはある作戦を思いつく。そして葵に聞こえる声で瞳に「ピーチに気になるシコリをみつけました。一晩病院で預からせて下さい」と言う。ドアの隙間から気にしてみている葵。病院・診察室。「ピーチの様態が急に悪くなったんだ」と深刻な表情で葵に電話しているシバケン。「このままじゃ、危ない……。葵ちゃん、今すぐこっちに来てくれないか。大丈夫か?ピーチ!あーっ!」しかし検査台の上ではピーチがシバケンをキョトンと見上げている。シラーッと見ている英恵、日菜子、玉木。「あんな芝居で、来てくれるんですかね」と玉木。日菜子たちの白い目を感じたシバケンは「葵ちゃんの涙の励ましでピーチは奇跡的な回復、喜ぶ葵ちゃんは瞳さんに今まで言えなかったことを話し始めて、メデタシメデタシ」と作戦を力説するのだが、英恵に「茶番にならなきゃいいけどねえ」と言われてしまう。待っても葵はやって来ない。すると瞳がやって来て葵がいなくなったという。心当たりの所を探したが葵は見つからず携帯も繋がらない。警察に電話するという瞳に「あの父親の所はどうですか?」とシバケン。そして、シバケンは瞳と日菜子を連れて山崎のアパートに向かう。山崎はシバケン達の姿を見ると逃げ出した。追いかけて山崎にタックルをするシバケン。「おい、葵ちゃんをどこにやった」しかし山崎は、逃げたのは仕事が決まったと嘘を言ったからで葵の居場所は知らないと言う。「もうあの子が行きそうな場所なんて、思いつかない」と瞳。すると「葵ちゃんがお母さんと一緒によく行った場所は?」と日菜子。「子供は親とちゃんと話がしたいんだよ」その言葉で「川の土手……」と思いだす瞳。川の土手にやって来るシバケン、瞳、日菜子。すると、寂しそうにポツンと座ってる葵がいた。そして、この後シバケンがとんでもない方法で母娘の絆を取り戻させるのだが……。

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第2話」

ある日の朝、健太郎(陣内孝則)のもとにシーズー犬が急患でやって来る。不安そうな顔で付き添っている田村絵美(浅見れいな)。触診をした健太郎は、気管虚脱の疑いがあり最悪の場合は手術しなければならないと告げる。すると「お願いします。母が大事にしている子なんです。助けてあげてください」と涙を浮かべながら言う絵美。聞けば、シーズー犬の飼い主である絵美の母は、この子を子供同然、それ以上に大切にしており、20億円の遺産を犬に譲ると遺書に書いているという。その話に驚く健太郎。 診察の結果、シーズー犬は、幸いにも気管支が炎症を起こしているだけだった。しかし犬が高齢なこともあって念の為、2、3日の入院を勧める健太郎。「母がなんていうか・・・」と渋る絵美だったが、「たまには外泊したい。この子も心配するなって言ってますよ」という健太郎の言葉に安心し入院させることに・・・。絵美が帰った後、玉木(牧田哲也)が「あの人のお母さんって、どんな人なんですかね」と言いだす。すると「あんな奥ゆかしい人のお母様だぞ。きっと、上品で物腰の柔らかい人に決まってるだろう」と自信満々に言う健太郎。その日の昼、サングラスにくわえ煙草、ド派手な豹柄のシャツにゴールドスパッツの田村絹代(木野花)がやって来る。「うちのコテツ、どこ?」と絹代。絹代を見て思わず「なんだ、この、キンピカばあさんは?」と言ってしまう健太郎。「キンピカババア?!」絹代はキーッと怒って健太郎に掴みかかる。揉み合いになる健太郎と絹代。そこへ「やめて、おかあさん!」と絵美がやって来る。なんと絹代こそがシーズー犬の飼い主で20億円の持ち主だったのだ。「飼い主さんなら、始めに言ってくだされば」と健太郎。健太郎を無視して「こんなボロ病院じゃ、コテツが殺される!」とコテツことシーズー犬を連れて帰ろうとする絹代。更に「こんなしゃくれ顔の獣医、ヤブに決まっとる」と絹代。それに怒った健太郎は「待て!百歩譲ってヤブは許そう!けど、しゃくれ顔とはなんだ!」と絹代に掴みかかろうとする。「そこ?」と唖然とする玉木を横目に必死に2人を止めようとする日菜子(吉本実憂)。そこに「いいじゃないの。好きにさせたら」と英恵。「ただし、処置したばかりのワンちゃんをむやみに動かしたら、当病院としては、命の保証は致しかねます。それでも構わないなら、どうぞ」と続ける。英恵の言葉で手が止まる絹代。ほっとする一同。しかし「こちらにお任せしよう。ね、おかあさん」という絵美に「さっきから、おかあさん、おかあさんって馴れ馴れしいんだよ。あんたは単なる嫁。あたしは一度だって家族だなんて思った事ないよ!」と言う絹代。言葉を失う健太郎たち。それから少しして・・・。街中を往診帰りの健太郎と日菜子が歩いている。「絵美さん、大丈夫かなあ」と心配している健太郎。またか・・・と思う日菜子。その時、ゼイゼイ言いながら歩いている絵美を発見。嬉しそうに駆け寄って行く健太郎。絵美の大量の買い物に驚く健太郎。メモを見ると『米10キロ、お茶1リットル×3、シュークリーム5個』など書かれており、思わず「絵美さんの家、大家族?ビックダディ的な?」と聞く健太郎。「いえ、母と二人で暮らしてます」と絵美。聞けば夫は1年前に事故で亡くなったという。「では、急いでいるので」と行こうとする絵美に「ご存知ですか。ペットの病気の多くの原因が、飼育環境にあるんです。どんな家で飼っているのか?家族関係はどうなのか?聞かせていただけませんか。コテツのためです」と健太郎。そして、絵美と絹代が上手くいってないこと、絹代は長男と折り合いが悪く次男である絵美の夫と絵美が6年前から一緒に暮らしていたこと、その頃は今と同じく口は悪かったが優しい母であったこと、しかし、夫が亡くなった途端「あんた、他人のクセにいつまでウチにいるつもりだい。私が死んだら20億の骨董品を自分のものしようって魂胆だろ。とっとと出ていきな」と言いだしたという。「20億の遺産などどうだっていい」と言う絵美。ただ心臓病を患ってる母が心配だからそばにいたいという絵美に「どうして、そこまで優しくできるんですか」と日菜子。すると「結婚してから六年間、三人でずっと一緒に暮らしてきたんですよ。義理とか関係なく私のお母さんなんです」と言いながら涙を浮かべて微笑む絵美。そんな絵美を見て、またもや恋心が芽生えてしまう健太郎・・・。その日の夜。「ったく、あんたは見境ないねえ」と英恵に言われながらも「あんな健気な人はいないぞ。それに引き替え、なんだ、あのキンピカばあさんは!」と健太郎。「だけど、そもそも20億も犬に相続させる事できるの?」と日菜子。すると玉木が「気になって調べたんですが」と、民法上ではペットは相続人になれないが『負担付遺贈』といってペットの面倒を見てくれる事を条件に遺産を譲る事が出来ることを説明する。つまり、コテツの世話をする人が20億を貰え、コテツが死んだら、面倒を見ている人が自由に使えるということになるのだという。「だけど、絹代さん、コテツの事。誰に面倒見てもらうつもりなんだろうね」と英恵。翌朝、身なりを整えた健太郎が、コテツが心配だからと絵美の所へ出掛ける健太郎。「どうせ絵美さんに会いたいだけでしょ」と日菜子。少しして・・・。病院の待合室で電卓をたたいている日菜子。そこへ怪しい男、田村一馬(小手伸也)が入って来る。「ここに田村絹代の犬がいんだろ」と診察室にズカズカと入りコテツを無理やり連れ出そうとする。「やめて!」とコテツを奪う日菜子。「こっちに渡せ!」と一馬。睨み合う日菜子と一馬。その頃、健太郎は「絵美さんのためなら、たとえ火の中、風呂の中」と鼻歌を歌いながら、絵美の家の風呂掃除をしていた。更にトイレ掃除を始めた健太郎。その時、携帯が鳴る。トイレから飛び出し「長男の方が、コテツを連れて行こうとしているようで」と絵美に説明し慌てて病院も戻ろうとしている健太郎に「待ちな。あたしも連れてお行き」と絹代。診察室。「この恥さらしモンが!」と掃除道具でいきなり一馬を殴る絹代。更に「金、金、金って、あんたが、あたしの前の顔を出す時はいつも金の事だね。こんな時だけ息子面するんじゃないよ」と絹代。その時、日菜子の腕の中でコテツが苦しそうに鳴く。コテツを日菜子から取ろうとする絹代に「触るな」と健太郎。そしてコテツを診はじめる健太郎。「もっと丁寧に扱え!20億の犬だぞ!」と一馬。すると「20億だろうが、野良犬だろうが、関係ない。どんな動物でも命は平等だ」と健太郎。そしてテキパキと処置をする健太郎の姿を見て、突然「決めた!シバケン先生、あんたにコテツの面倒を任せる!」言いだす絹代。その夜。遺言執行者という肩書の松原(神埼孝一郎)がシバケンのもとへやって来る。「柴健太郎様が『負担付遺贈』を受けていただけると言う事で・・・」と書類を差し出す松原。「こちらにサインして頂ければ遺言書の作成は終わります」と続ける。傍らで聞いていた日菜子と玉木が「ハワイだ。アロハー」と浮かれているなか「すみません。サインはできません」と健太郎。そして日菜子と玉木に「ハワイだアロハだ浮かれるんじゃねえ!バカタレが!」と怒って出て行く。居酒屋。おかわりしたいが財布に千円しかなかった健太郎はキンキンに冷えたお冷を飲みながら「20億は、絵美さんがもらうべきなんだ。なんとか絵美さんのために・・・」とつぶやく。そして健太郎は絵美のためにある作戦を思いつくのだが・・・。

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第3話」

ある日、日菜子(吉本実憂)は、ねぎまの散歩中、サングラスをかけた謎の美女(笛木優子)に声をかけられる。「私のイメージにぴったり! CMに出てくれないかな?」。高城江里子というその女性は有名広告代理店のディレクターで、商品イメージに合うキャラクターを探していたのだ。てっきり自分がスカウトされたかと思う日菜子だったが、 江里子の視線の先はなんとねぎま! ねぎまの持つ可愛さとふてぶさしさのバランスが絶妙で「一目ぼれした」と江里子は目を輝かせる。この事態に、健太郎(陣内孝則)は断固反対の姿勢。ただでさえ暑さに弱いブルドックが、CM撮影で強いライトを当てられ続けるのはもってのほかだ、動物虐待だとまくしたてる。しかし、江里子が美人だと分かるやいなや態度を一変させる。「ねぎまを世界のスターにしてやってください!」。その浅はかさにあきれ果てる日菜子だった。こうしてねぎまのCMデビューの日がやってきた。仕事現場での江里子はいかにも敏腕ディレクターらしくバリバリ働く。しかし、一方で他人の意見を聞かず、部下の努力を認めないワンマンぶりで、健太郎と日菜子を圧倒させる。アシスタントの谷本勉三(山崎樹範)が必死でフォローして回るも、江里子にはどこ吹く風。まるで他人と信頼関係を結ぶことには一切興味がない様子だった。江里子の唯一の心のよりどころは、一緒に暮らす二匹のミニチュアダックス・グミとチョコ。その夜、仕事を終えて帰宅した江里子は、グミが血を流してぐったりと倒れているのを発見し、たちまちパニックに陥る。そしてスリッパのままグミを抱いてシバケンの元に駆け込んだ。「お願いです! グミを助けて下さい!」。診療の結果、幸い何かにぶつけて鼻血を出しただけだと分かるが、冷房を切って出かけたため、今度は留守番をしていたチョコもまた体調を壊してしまう。早朝、江里子は再びパニックに陥り、寝ていた健太郎を叩き起こす始末。「なんだか別人みたい……」。昼間の厳しくも毅然とした敏腕ディレクターの顔とはあまりにもギャップがある。英恵(野際陽子)は江里子のことを「ペット依存症」ではないかと心配する。事実、江里子は異様なまでに愛犬にすべてを注いでいた。部屋にはいたるところに愛犬の写真が飾られ、その異常性が見て取れた。「淋しい女だって思ってるんでしょう?」。犬の診察を終えたシバケンに、江里子が切り出す。「でもね、私は今の生活で充分満足なんです」。人間は腹の中では何を考えているか分からないから、信用できない。その点、動物は喋らないからいいと江里子は言う。そしてこのマンションで、結婚もせず、ずっと愛犬と生きて行くつもりらしい。「私、一人で生きて行くって決めたんです」。二匹の犬を撫でる江里子を見て、シバケンは彼女の心の闇を感じ取る。「江里子さん、昔何かあったのかな」――翌日、シバケンは江里子のアシスタント・谷本に探りを入れる。「ボクは彼女の愛犬の主治医だから、動物を診るにはまず、飼い主のことをよーく知らなければならない」。そう主張するも、谷本は相手にしない。「だったら自分で聞いてみればいいじゃないですか」。実はこの谷本、10年間アシスタントとして江里子に尽くし続けてきたが、ずっと抱えているある想いがあった。そしてその日、決定的な事件が起きる。雷鳴による停電をきっかけに、江里子は再びパニック状態に。「冷房が切れたら部屋の中はものすごい暑さよ。それにあの子たち、雷をすごく怖がるの」。代わりに見てくると言う谷本を制し、江里子は仕事を放り出して帰宅してしまう。見かねたシバケンは、ついに江里子にシビアな現実をぶつける。「ミニチュアダックスの平均寿命は大体15年。あなたの方が遥かに長生きする。この子たちが亡くなっても、やっていけますか?」。痛いところを突かれ、思わず言葉につまる江里子。「ペットを可愛がるのはおおいに結構。でもね、人を信じることができないっていうのは、哀しいことですよね」。シバケンに諭され、ようやく江里子は重い口を開く。江里子は5年前、結婚式当日に新郎に逃げられたと言う。江里子を捨てたその男は、元上司で今や売れっ子CMプランナーの磯崎(敦士)。当時、磯崎は撮影で知り合った女優と恋仲になり、土壇場で江里子を捨てて逃亡したのだ。「一緒に独立してCMを作って行こうって、甘い夢、見てたな……」。公私ともに生涯のパートナーだと信じていた男に裏切られ、以来、すっかり人が信じられなくなったのだ。「その気持ちはよーく分かる」――シバケンは思わず江里子の手を取る。何をかくそう、シバケンもまた同じように人生のパートナーを目の前で奪われた経験があったのだ! ただ、シバケンの場合は、新しい恋を求めてやまないという真逆の結果を生んでいた。共通の傷を持っていると知り、すっかり江里子に運命を感じたシバケンは、もはや彼女を救えるのは自分だけだと豪語し、ある作戦を立てる。その作戦とは、ねぎまのCM撮影が終わった時、その場で江里子にプロポーズし、「風のようにかっさらう」という荒唐無稽なものだった。一方、谷本は、江里子を傷つけた張本人・磯崎からミラノでの大きな仕事のチャンスを与えられていた。10年来、江里子に尽くし続けてきた彼は、ひそかに引き止められるのを期待するが、江里子は顔色一つ変えず受諾。それどころか、谷本がしてきたアシスタントの仕事について「そんなの、誰だってできるわよ」と言い放つ。空しさを覚えた谷本は、江里子の元を離れる決意をするのだった。そして最後の仕事として、CMの撮影場所にある教会を選ぶ。それは5年前、江里子が磯崎に捨てられた場所だった。「もう吹っ切るべきなんだよ。ヤツのことは」――谷本は何としても江里子に傷を克服してほしいと願っていた。シバケンは、江里子を想いながらも煮え切らない谷本に苛立つと同時に、「やっぱり江里子さんに一番必要なのは、俺だな」とさらに燃え上がる始末。――そして訪れた運命のCM撮影日、因縁の教会に、意味もなく白いタキシード姿でさっそうと現れたシバケンは、江里子の目を見据えて言う。「もう一度、人を信じる心の素晴らしさをわかってもらいたい」。果たしてシバケンの熱い想いは江里子に届くのか!?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第4話」

往診帰り、健太郎(陣内孝則)は、とあるレストランの裏につながれた北海道犬を見かける。元気がない犬の様子が気になり、その場で触診してみると、筋肉のこわばりや舐めた形跡から、かなりのストレスが感じ取れた。「誰だ、お前を置き去りにした、ひでぇ飼い主は!」。飼い主に注意しようと鼻息荒くする健太郎だったが、現れた飼い主・小泉里奈(雛形あきこ)の美しさに態度を一変、いたってスマートに注意する。「ペットのストレスを甘く見てはいけません。中には心を病んで、生きる気力がなくなるケースもあるんです」。里奈はフレンチレストランのシェフで、オープンを間近に控え、準備期間中の身だった。聞けば、ワンルームのマンションという大型犬にとって最悪の環境で愛犬・シロを飼い、さらに昼間シロが寂しくならないよう、職場に連れてきていたのが裏目に出た様子。シロは運動不足から下痢や嘔吐止まらないほどストレスを溜めこんでいた。元々は実家の庭付き一軒家で生活していたと聞き、健太郎はシロを元の実家に戻すことを勧めるが、なぜか里奈は難色を示す。「この子の為にもそうしてあげたいんですが……戻れないんです」。どうやら複雑な家族の事情を抱えているようで……。以来、健太郎はつながれっぱなしのシロが気になって仕方ない。そして以前のシロの生活環境を確認したくなり、つい登録証に書かれた里奈の実家を訪れるのだった。するとそこは予想以上に広い庭付きの豪邸。「こんな広い場所からワンルームに移ったんじゃ、そりゃ運動不足でストレスも溜まるわな」。偶然にも里奈の父親・茂徳(西田健)に出くわすが、威圧感たっぷりの冷徹な茂徳に、とりつくしまもなく門前払いされる。しかし、里奈の実家を見た以上、健太郎はますますシロを元の生活に戻したいと考えるのだった。「シロは今、苦しんでいます。それを救えるのは、里奈さんだけなんです」――再び里奈を説得する健太郎。シロを戻せない理由は一体何なのか? 健太郎の問いにようやく里奈は口を開く。「私、三年前に、黙って家を飛び出してきたんです」。幼い頃に母親を亡くした里奈は、病院の院長を務める父の言うことをすべて聞いて育った。しかし、父が勧めた医者の男と結婚した時、父と娘の関係は狂い始めたのだ。その男は病院の後継者としてはふさわしかったが、里奈とはズレが生じ、間もなく離婚を余儀なくされた。それからはずっとシロだけを話し相手に引きこもっていたと言う里奈。「このままじゃいけない。そう思って働くことにしたんです。それを父に相談したら……」。好きな料理の道に進みたいと茂徳に話した所、何も答えず立ち去ってしまったと言う。「昔から気に入らないと徹底的に無視するんです」――それをきっかけに、里奈はシロを連れて家を飛び出し、長い修行の末、最近ようやくレストランからお呼びがかかり、今に至る。「父と私はもう親子じゃないんです」。そう言う里奈の儚げな表情を見て、健太郎は何とか力になりたいと思うのだった。 ――「この柴健太郎、あなたのお力になります!」 早速、シロを動物病院で預かり、さらに父娘の関係性が修復できるよう仲介役を買って出る。いつものようにお人よしな健太郎に養母・英恵(野際陽子)はあきれ顔。「また余計なことに首ツッコンで。嫌な予感がビンビンしてるわ」「里奈さんのオヤジさんは、俺と同じ病院の院長だ。人間か動物かの違いはあれど、共に命を扱ういわば同志よ。おまけに同じく一人娘をもつ父親でもある。きちんと腹割って話せば、分かり合えるさ」しかし、現実はシビアだった。健太郎の計らいにより、父と娘は三年ぶりの再会を果たすものの、茂徳は「何しに来たんだ」と冷たく里奈を突き放す。「お前が面倒見ていた犬だ。私には関係ない」。その態度が理解できない健太郎は、「お父さん!あなたの娘さんですよ!」と、ついに声を荒げる。それでも「私に、娘などいない」と背を向ける茂徳。父娘の溝は思った以上に深く、健太郎はただ立ち尽くすしかなかった――。「気にしないでください。昔からあんな感じなんです。いつもブスッとして黙って、何考えてるか分からない人でしたから」。その夜、里奈は気持ちを振り切るように柴家で料理を振る舞う。シロの面倒も見てもらったお礼にと、里奈が用意したのは本格フレンチ。普段見慣れない料理に健太郎、養女・日菜子(吉本実憂)、英恵は大喜びし、いつも以上ににぎやかな食卓となる。「なんかいいな、こういう感じ」――家族の掛け合いを前に、気丈にふるまっていた里奈はつい本音をこぼす。「私の家、こんな風に笑いながら食卓を囲んだことなかったから」。健太郎は寂しげな里奈の後ろ姿をそっと見つめるのだった。帰り際、里奈はフレンチレストランのプレオープンのイベント招待状を健太郎に渡す。「先生のような特別な方に来ていただきたい」。その言葉に、いつものように健太郎の勘違いが加速し始める。そして、頑固な茂徳の心を開く、とっておきの名案を思い付くのだった。「明日、娘さんがシェフをしている店がプレオープンなんです。お忙しいとは思いますが、足を運んでいただけないでしょうか」――健太郎は里奈に黙って再び茂徳の元を訪れ、招待状を差し出す。「なぜ獣医の方がここまでするんです? こんな事をして何のメリットがあるんですか?」。そんな茂徳に健太郎は言う。「ペットの病気を治すには家族の問題を解決するのが一番なんです」。健太郎は親子である以上、必ず分かり合えると信じていた。「里奈さんだって、あなたに食べてもらいたいと思っているはずです」。深々と頭を下げる健太郎を前に、またしても無言のままの茂徳。果たして彼に健太郎の想いは届くのか?そして来たるべきプレオープンの日。客席も埋まり、幸先良いスタートを感じさせる中、健太郎はそわそわと落ち着かない。やがて時間が流れ、残ったお客は健太郎と日菜子だけになるが、「里奈さんのオヤジさんが来るまで帰らない」と粘る健太郎。「どうしてそんな余計な事をしたんですか?」――健太郎のおせっかいに、ついに里奈は抑え込んでいた感情を露わにする。「あの人は言ったんです! 娘なんて、もういないって! あんな父なら、私だって、もう会いたくありません!」果たして、里奈の父親は現れるのか!?健太郎の想いは里奈に届くのか!?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第5話」

健太郎(陣内孝則)は、日菜子(吉本実憂)からある都市伝説を聞いたことをきっかけに悪夢にうなされる。その都市伝説は「呪いの女教師」といい、長い髪に黒づくめの格好をした女教師が現れて、こう言うのだ。――「私の事、好き?」。その問いに「はい」と答えたが最後、魂を抜かれ、生きた屍にされるというおぞましい内容。健太郎はソファから飛び起き、夢だと分かってもなお、怯えるのだった。その直後、葵(本田望結)がうさぎを抱いて柴動物病院に駆け込んでくる。小学校で飼育委員をしている葵は、うさぎ小屋でうさぎが衰弱しているのを見つけたと言う。「うさぎは環境の変化に弱い生き物なんだ。エサが変わったり、小屋の位置が変わっただけで、体調を壊しちゃう事もあるんだよ」。うさぎの周りで何か変わった事はなかったかというシバケンの問いに対し、葵は、夏休み前に新しい教師がやってきたことをあげる。とりあえず、残りのうさぎも衰弱している可能性が高いということで、小学校のうさぎ小屋を訪れることに。するとそこに問題の女教師・山本麗子(相田翔子)が現れた。彼女の風貌を見て、健太郎は仰天! なんと夢に見た「呪いの女教師」にそっくりだった……! 「呪いの女教師」さながら、麗子は冷酷な態度で健太郎を追い払うが、その美しさに魅了された健太郎は、恐怖よりも恋心が打ち勝つ。「麗子先生というのか、なんと麗しい名前だ」。 診療所に戻っても健太郎の頭の中は麗子でいっぱい、既に骨抜き状態だ。「もしかしたら、その麗子先生は本当に『呪いの女教師』かもね」。英恵(野際陽子)は日菜子に「先生に『私の事、好き?』って聞かれても、健太郎に『はい』って答えさせないで」と釘を刺す。その後も、うさぎの診察を口実に、小学校に通い続ける健太郎。副担任教師・真田雄一(柳下大)に、それとなく麗子のことを探ると、臆面もなく真田は答える。「それはもう素晴らしい人です。麗子先生がこの学校に来てくれたことは、僕にとって運命なんです」。その惚けた表情から、真田が麗子に恋しているのは一目瞭然だった。健太郎は真田が麗子の呪いを受けているのではないかと疑い、複雑な心境になる。しかし、麗子と顔を合わせると、その美しさにまたのぼせ上がってしまう。そして会話の流れから、健太郎はついに「あなたが大好きです」「呪いなんて怖くありませんから!」と告白してしまうのだった。以来、健太郎の周りでよからぬことが連発! ボールが飛んできたり、腰を痛めたり、道端で滑って転んだり……。しまいにポチ(斉藤陽一郎)に、顔色が悪くてゾンビみたいと指摘され、気が気ではなくなった健太郎は、麗子と向き合い、核心に迫る。「教えてください。あなたは都市伝説になっている呪いの女教師なんですか?」麗子は否定もせず、哀しそうに俯いて言う。「……そうなのかもしれません」。憂いのある表情に心を打ち抜かれた健太郎は、ひるむどころか「そんな都市伝説、この私が終わらせてみせます!」と豪語するのだった。その頃、日菜子は葵から麗子の教師としての仕事ぶりを聞いていた。麗子は葵が過去にいじめられていたこを知り、親身に声をかけてくれたと言う。葵はそんな麗子のおかげで学校が怖くなくなったのだ。麗子のことが大好きだと笑う葵を前に、日菜子は疑問に思う。「どうして、そんないい先生が、呪いの女教師なんて言われるようになったんだろうね」。――果たして、麗子の過去に何があったのか?一方、麗子は「呪われた女教師 出て行け」と書かれた紙切れを引き出しに入れられるなど、何者かによる嫌がらせを受けていた。その嫌がらせはついに表面化し、廊下の壁一面に中傷の貼り紙が貼られ、インターネットの掲示板にも書き込まれる。これを受けて、学校に父兄が押しかけ大問題に発展。麗子は説明を求めて詰め寄られる。その際、犯人らしき人物を見かけた日菜子は、その人物を尾行し、家を突き止めることに成功。健太郎を連れて行くと、なんとそこは、麗子に恋する副担任・真田の実家だった。「てめぇだったのか! 麗子先生に何の恨みがあるんだよ!」。思わず真田に掴みかかる健太郎だったが、実は犯人は真田ではなく、真田の母・陽子だったのだ。陽子は開き直って憎々しげに言う。「知らないの? あの女は都市伝説でもなんでもなく、本物の悪女なの」。そして、麗子の知られざる過去が語られるのだった――。真相を知った健太郎はショックを受けるどころか、ますます麗子を助けたいと奮起する。健太郎の思いは、麗子に届くのか!?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第6話」

ある日、日菜子(吉本実憂)は犬の散歩中にヒロト(五十嵐陽向)という少年に出会う。日菜子はヒロトに腕を引っぱられ段ボールの箱の前に連れて行かれる。中を覗くと一匹の汚れた小犬(雑種)がぐったりとしていた。「ここに捨てられてた。さっきから、全然動かないんだ」と泣きそうな顔のヒロト。焦る日菜子日菜子とヒロトは、健太郎(陣内孝則)のもとに小犬を連れて行く。すると、健太郎の診立ては「腹ペコで動こうとしても動けなかった」だった。ほっとする日菜子とヒロトだったが、小犬の飼い主がいないことが問題に・・・。すると、ヒロトが「先生、この犬、ボクが飼うよ」と言い出す。「飼うって、家の人に相談しなくていいのか?」と健太郎。「じゃあ、家の人に頼んでみる」というヒロトに健太郎は「もしダメなんて言われたら、先生が土下座して頼んでやるからな!」と約束する。その夜、健太郎と玉木(牧田哲也)は『キャバクラ・キャットウーマン』に来ていた。昼間に診察した猫の飼い主でキャバクラ嬢のせりな(清水ゆう子)に「今夜こそ店に来てニャン」とせがまれ「今夜行くニャン」と調子よく返事していたのだった。ネコ耳を頭に付けたキャバクラ嬢に囲まれ上機嫌の健太郎だったが、キャバクラ嬢たちのペットへの無責任な発言を聞き不機嫌に・・・。最初はなんとか耐えていたが「散歩させるのが面倒なんですよねー」「可愛くなくなったら、誰かにあげればいいじゃない」「私みたいに、静かで、手間がかからなくて、かわゆーいワンちゃんがいいニャン」などと好き放題に言うキャバ嬢たちにとうとう我慢できなくなり「いい加減にしなさい!」とバンとテーブルを叩いて立ち上がる。「ペットはな、君たちのオモチャでもアクセサリーでもない!世話するのが嫌なら最初っから飼うな!いいか?ペットを飼うには責任と感謝が必要なんだ」と言う健太郎。すると、キャバクラ嬢から「こわイー」とか「ウザイー」などと言われる。「ウザくて上等よ!」と健太郎。なだめようとする玉木に「後はお前に任せた」とお札を握らせ店を出て行くが、玉木がお札を広げると守礼門が印刷された二千円札で・・・。「よく持ってたな…」と玉木。店を出て来た健太郎に背後から女の声が聞こえてくる。「だからダメだって。動物を飼うにはね、ちゃんと最後まで責任を持たなきゃいけないのよ」思わず足を止める健太郎。「それに、いつも一緒にいてくれてありがとうって感謝できる人じゃなきゃ、飼う資格なんてないの」振り向くとネコ耳をつけたリンダ(酒井若菜)が誰かと話している。「立派なご婦人もいるんじゃないか・・・」と感心する健太郎。すると「責任持つよ!」と少年の声がする。それはヒロトで・・・。「ダーメ。そんなこと言ってるの最初だけなんだから」そう言うとボーイに呼ばれて店に戻って行くリンダ。1人ガックリしているヒロト。そこへやって近づいてくる健太郎。「少年、今の女の人とは、どういう・・・」「お姉ちゃんだよ」とヒロト。お姉ちゃんだと聞き思わず嬉しがる健太郎。「先生、お姉ちゃんが、どうしてもあの犬、飼っちゃダメって言うんだよ。ねえ、どうしよう」とヒロト。店の入り口の方に目をやると「よしっ。任せとけ」と健太郎。再び『キャバクラ・キャットウーマン』。テーブル席のリンダの前で、健太郎が土下座をしている。「お願いです。ヒロトくんに犬を飼わせてやって下さい!」しかしリンダの返事は「ウチにもいろいろ事情があるんです。・・・ウチ、貧乏なんです」で・・・。聞けば部屋には未だににエアコンもテレビも無く、田舎にいる病気の母親に毎月給料の殆どを仕送りしているとのことだった。今年から小学校のヒロトを姉のリンダが呼び寄せて母親代わりをしていると言う話にいたく感心する健太郎。また、リンダが25歳と聞き恋心も増した健太郎は「この柴健太郎、あなたの力になります!」と宣言。次の日、病院の待合室でヒロトがクーと名付けた小犬と遊んでいる。飼うことを許してもらえず「このままじゃクーがひとりぼっちになっちゃうよ」と悲しむヒロト。“ひとりぼっち”という言葉が胸に染みる健太郎は「心配するな。今度こそ、ちゃんとお姉さんを説得してやるから。先生に名案があるんだ」と言う。その言葉にイヤーな予感がする日菜子。「名案って」と聞くと「要するに、責任を持って毎日、あの小犬を世話する人がいればいいわけだよな」と意味深な発言をする健太郎。ヒロトの家へやって来る健太郎と日菜子。そこは聞いていた話とは違う鉄筋で造られた洒落たマンションだった。しかも部屋に入るとエアコンも大型テレビもある。さらにリンダにはとんでもない秘密があった。そして、リンダがヒロトを長野の叔母の家に預けようとしていると聞いた健太郎はいてもたってもいられず、まさかの行動に出る!

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第7話」

健太郎(陣内孝則)は、最近帰りの遅い日菜子(吉本実憂)のことが気になって仕方がない。「男ができたんじゃないのか!?」――そう聞きたい所だが、本人を前にするとハッキリ言えず、「そのスカート、短すぎないか?」「なんだ? そのテカテカした唇は?」と口出しするのが精一杯だ。英恵(野際陽子)はそんな健太郎に呆れ顔。そしてある日、いてもたってもいられなくなった健太郎は、父親としてあるまじき行動に出る。なんと双眼鏡を手に、日菜子の尾行をスタート。すると日菜子が向かった先の公園で、一人の男子(平岡拓真)が待っていた! 見るからに不良の男と仲睦まじそうにアイスを食べる日菜子を見て、クラクラとめまいがする健太郎。一体、二人の関係は!?そんな中、柴動物病院に栗原渚(田中律子)という女性が小犬を連れて訪れる。食あたりのその犬は、甥っ子が神社の軒下で見つけた捨て犬だと言う。それを聞いた健太郎は、治療費を免除した上に、飼い主が見つかるまで預かってもいいと申し出る。「いつでも見に来てもらって結構ですよ」――美しい渚にときめきを隠せない健太郎。下心があるのは明らかだった。自分の浅はかさは棚に上げ、日菜子にはあくまでもシビアな健太郎は、その夜も帰りが遅い日菜子についに我慢の限界がきた。「よーし、今夜こそはハッキリ聞いてやる」。ところが帰宅した日菜子のいつになく浮かない表情を見て、戸惑う。「どうか、したのか?」 「クラスにとても可哀想なお友達がいるの」その友人は、生まれてすぐに母親を亡くし、ずっと父親と二人暮らしだったが、父親が再婚し、継母からひどい扱いを受けていると言う。もう家出するほかないという日菜子の言葉に、情にもろい健太郎は黙っていられない。「だったらウチで預かろう。大きな愛で包んでやろうじゃないか!」「実は、もう表に来てるんだけど」次の瞬間、現れた友人を見て、健太郎は度肝を抜かれる。なんと、公園で日菜子と会っていたあの不良男子だった!! てっきり女子高生だと思った健太郎は、「日菜子、謀ったな」と、不快感を露にする。しかし、槙竜太というその青年は、見た目に反し、礼儀正しく素直な性格で、「人は見かけじゃないわねぇ」と英恵は感心顔。健太郎はそれもまた面白くないのだった。さらに驚くことに、捨て犬を連れてきた渚が、竜太の叔母だということが発覚。「なかなか礼儀正しい甥っ子さんじゃないですか!」。渚と一緒にいたい健太郎は、態度を豹変し、みんなで河川敷に行ってバーベキューをしようと言い出す始末。玉木(牧田哲也)も合流し、一同は青空の下、にぎやかなひとときを過ごす。渚と話すうちに、彼女は竜太が幼い頃、母親代わりをしていて、心底彼を大切に思っていることが分かる。「暫くは海外で働いてたんですが、去年、日本に戻って来たんです。そしたらお義兄さんは再婚してるし、竜太は微妙な立場で、悩んでるみたいで」そして話の流れから、渚が独身だと分かり、舞い上がる健太郎。一方、竜太と日菜子は、バーベキューを楽しみながら、どこかいい雰囲気。お互い「トモダチ」と言いながらも微妙な距離感で・・・。夜になってもそれぞれ離れがたい父娘は、渚と竜太を夕食に誘い、柴家でなおもにぎやかに過ごす。「日菜子んチはいいな」――そんな中、ふとつぶやいた竜太の言葉。それをきっかけに、日菜子は柴家の三人とも血が繋がってないことを話す。健太郎「もちろん血縁も大事ですよ。でも、血がつながっていなくても家族にはなれるんです。な、日菜子」日菜子「血が繋がってても、酷い父親はいるからね」やがて日菜子は、竜太の両親に対し怒りを抑えきれず、渚の前で全てをぶちまけてしまう。竜太が義母からきつくあたられていること、父親はそれに対し何も言わないこと。野球部のエースだった竜太は、部費やユニフォーム代を出してもらえず、大好きな野球を辞めざるを得なかったこと。「竜太、本当なの?」――真実を知り、顔色を変える渚。思わず「自分の所に来ないか」と竜太に問いかけるも、竜太はそれを拒否し、ひたすら父親をかばうのだった。その後、渚の口から竜太の父親・源太のことが明らかになる。源太はかつて鳶の親方として人望がある男だったが、ある時、現場で足を怪我したのをきっかけに変わってしまった。渚はそんな父親の元に竜太を置いておくのが不憫でならないが、経済力のない女一人の身で、ちゃんと引き取って面倒を見ていけるのかと不安を抱えていた。――「先生みたいな方が一緒にいてくれたら、心強いですけどね……」。酔って何気なくつぶやいた渚の言葉に、健太郎の暴走がスタート。一夜にして、渚と結婚して竜太の面倒を見ていく決心を固めたのだった・・・! そして翌朝、日菜子に竜太のことはあきらめろと言う始末。「俺と渚さんが結ばれ、竜太が渚さんの養子になったら、お前と竜太は兄弟だろ」「バッカじゃないの!」。その時、問題の張本人である竜太の父親・源太(四万堂亘)が、竜太を迎えに現れる。竜太を思う渚は当然黙っていないが、「ヨソの家庭のことに口出ししないでくれるかな」とつっぱねられ、なす術がない。「お父さん、何とかならないかな? あの親子」。日菜子の問いに対し、「お前の友だろ? 自分で何とかしろよ」と、なぜかつれない健太郎。そこに、帰ったはずの竜太が行方不明になったという知らせが入る。家出した竜太が向かった先とは?果たして日菜子と健太郎は、竜太を救うことができるのか――?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第8話」

往診帰りの健太郎(陣内孝則)は、英恵(野際陽子)が30代の男(宍戸開)といい雰囲気でタクシーから降りてくる現場を目撃!まさかあの英恵が年下男とデート? 気になりながらも「見なかったことにしよう」と自分に言い聞かせる健太郎だった。柴動物病院に戻ると、珍しいお客が訪れていた。それは人気ドラマに出ていた女優・リカ(井上和香)だ。熱中症になった愛犬のプードルを連れて駆け込んできたのだ。健太郎は、リカの美貌と豊満な胸元にすっかり目を奪われ、精いっぱい恰好つけて接するが、リカは終始横柄な態度を取った挙句、治療費も払わず帰ってしまう。ドラマのイメージとかけ離れた素のリカに幻滅する玉木(牧田哲也)と日菜子(吉本実憂)。「彼女はあえて役のイメージを打ち消そうとして、あのような横柄なキャラを演じているんだよ」。リカに魅了された健太郎は、無条件にフォローするも、治療費をツケにしたことを英恵にこっぴどく叱られる。翌日、健太郎はやむなく治療費を取りにリカの住所を訪ねる。するとそこあるのは、女優のイメージとは程遠い古びたアパート。さらに扉の前には柄の悪い借金取りが陣取っていて、リカの困窮した生活ぶりが窺える。実は、かつては華やかな女優として活動していたリカだったが、業界を干され、今は愛犬とバラエティ番組に出るのがやっとという状況だった。さらに勝ち気な性格も手伝い、付き人がすぐにやめてしまうので、仕事が入っても雑用からすべて自分でやる始末。――「よかったら、ボクがお手伝いしましょうか?」悩める美女を健太郎が放っておける訳もなく、治療費を取りに来たことも忘れ、一日、リカの付き人をすることに。英恵らは当然呆れるが、健太郎は「今の彼女には、私の力が必要なんだ」とすっかりやる気満々。「彼女はね、海外の大物監督と仕事することになったんだよ。明日は忙しいぞー」。こうして、一日芸能界体験することになった健太郎。しかし、知れば知るほど落ちぶれたリカの現状が明らかになっていく。「大物監督との仕事」は、犬の着ぐるみ姿で監督にインタビューするという女優にとっては屈辱的なものだった。リカは笑顔でその仕事をこなすも、一人になるとむなしさに包まれる。一方、健太郎はリカがインタビューした映画監督・アランが、英恵(野際陽子)とデートしていた相手だったと知る。ホテルのラウンジで逢瀬を交わしている二人を見て、ついつい会話を盗み聞きする健太郎。アランの父親はかつての英恵の恋人で、彼の死を知らせるために、英恵のもとに現れたのだった。その悲しい知らせをあっさりと受け入れる英恵に、健太郎はどこか複雑な気持ちになり……。また、どうしてもアランの映画に出たいリカは、代役欲しさにディレクターとベッドを共にする。それを知った健太郎はどうしても黙っていられない。「そこまでしなきゃ、いけないんですか」。犬の着ぐるみを着せられても嫌な顔ひとつせず、一生懸命仕事をしていたリカは素敵だったと称え、「ボクはそういうリカさんの方が好きだな」と気持ちを伝えるが、リカには一向に届かない。一旦はあきらめて帰宅する健太郎だったが、英恵に気合を入れられ、再び奮起。リカを救おうとテレビ局に向かう。そこで健太郎が見たのは、喫煙所でリカのことをあざ笑うディレクターの姿だった。「まいったよ。あんなに簡単に乗ってくるとは思わなかったからさ」。リカと寝たディレクターは、最初から代役を与える気などなく、リカを弄んだのだった。健太郎は、ディレクターを罵倒し、リカの元へと走る。「生きていれば、まだまだ楽しいこと、いっぱいありますよ。あんなゲス野郎のことなんか、忘れりゃいいんです」――傷ついたリカだったが、健太郎の優しさに触れ、ようやく閉ざしていた心を開きかける。その夜、リカと健太郎は酒を飲み明かし、一気に距離を縮めるのだった。翌日、健太郎はリカに英恵と日菜子を紹介し、「これからのことは焦らずに、ここでゆっくり考えていけばいいんじゃないですか?」と語りかける。お金に困っているなら、自分の病院で働かないかと提案する健太郎だったが、それが逆にリカの自尊心を傷つけることに。リカは「憐れみなんて受けたくない」と再び壁を作ってしまう。「私はね、今まで自分の思うように一人でやってきたの。結婚もしないで、親の面倒も見ないで、何もかも切り捨てて、女優として成功するために頑張ってきたのよ」。だが、人気がある時だけチヤホヤされ、落ち目になった途端波のように引かれた。周囲からさんざん裏切られてきたため、今さら他人の世話なんか受けたくないと言う。英恵はそんなリカを冷たく見据えるのだった――「あなたが落ち目になったワケが、わかったわ」。周りに散々迷惑かけといて、一人で頑張ってきたと言い張るようでは、一生幸せなんてつかめない。英恵は容赦なくリカに厳しい言葉を浴びせるのだった。柴家を出たリカは、ビルの屋上で行き場のない思いを抱え、死を覚悟する。そんなリカの元に現れたのは、やはり健太郎だった。「あの人の言ってること、間違ってないわよ」――リカは人が離れていくのは自分に原因があると薄々気づいてはいたものの、認めたくなかったと吐露する。「こんな女、死んじゃった方がマシよね」。いよいよ危険なムードになった時、日菜子と英恵も登場。スジ違いながらも、必死でリカを引き止めようとする三人は、次第にお互いの上げ足を取り始め、リカの目の前で家族喧嘩を繰り広げる始末。「何よ、この家族……ウザいんですけど!」。リカは、自分にここまでする柴家の連中が理解できない。「ねえ、なんでそんなに私に構うの? 私なんて何の関係もない赤の他人でしょ?」。「赤の他人だと、心配しちゃいけないんですか?」。健太郎は柴家の三人とも実は血がつながってないことを伝える。「あなたと私も赤の他人だけど、結構似てる所あるのよ」――英恵は、リカと自分に思わぬ共通点があることを話す。それは健太郎すら知らなかった英恵の衝撃の過去で……。 柴家の面々は、リカの心を開くことはできるのか?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第9話」

休暇中の玉木(牧田哲也)が、実家で飼っている小型犬のモモを連れて、健太郎(陣内孝則)の元にやってきた。一人暮らしの父親が老人ホームに行くことになり、玉木のマンションはペット禁止のため、やむなくモモの里親を探したいと言う。そこで日菜子(吉本実憂)は玉木に協力し、街の掲示板に里親募集のポスターを貼ることに。すると背後から、顔半分をベールで隠した奇妙な女性が念仏を唱えながら現れた。「見えた! この子は私に飼われる運命にある!」――クリスタル・ユキ(南野陽子)というその女性は有名な占い師で、モモを引き取りたいと言う。早速、モモに会わせようと柴動物病院に連れて行くと、玉木は驚きの声をあげる。「……姉ちゃん?」。何をかくそう、ユキは玉木の実の姉だったのだ。「こんなに美しいお姉様がいたんなら、早く教えなさい」と舞い上がる健太郎だったが、玉木は蔑むように言い放つ。「この人は、最低の人間なんです。20年以上前に家を飛び出したきりで、一度も帰ってこなかったんです……母が病気の時も、母が死んだ時も……」しまいには「あんたなんて姉でもなんでもない!」と罵倒する始末。この姉弟には、何やら根深い問題がありそうで……。その後、健太郎は玉木のことを口実に、占いバーにいるユキに会いに行く。その店はかなり高額で、ぼったくり営業が見て取れた。そこで「せっかくだから」とユキの占いを受ける健太郎。占いなど全く信じていないはずが、「こんなにもピュアな心の持ち主は初めてです」と持ち上げられ、悪い気がしない。「まもなく運命の人に出会うと出ています。その方に、とことん尽くすと運勢が上昇すると――」「すべて当たっています。私はもう運命の人に出会ってるんです!」気づけばすっかり占いに振り回される健太郎に、日菜子はあきれ顔。その頃、玉木は英恵(野際陽子)にユキとの確執について語っていた。かつて玉木の父親は出版者で働いており、その時担当していたベストセラー小説家・長谷川完の家政婦として母親が勤めていた。最近、長谷川が亡くなり、遺産相続を家政婦だった玉木の母親に遺すと遺言されていたのだ。母親は既に他界しているため、ユキはその遺産目当てに戻ってきたのだと言う。「あの人の頭には金しかないんですよ」――玉木は心底ユキを軽蔑している様子。一方、ユキの虜になった健太郎は、死んだ長谷川の遺品整理を手伝うことに。「ワタクシ、尽くして尽くして尽くしまくりますから!」と、思うツボで作業を進める。その際、長谷川が残した唯一のベストセラーの本から一枚の写真を発見する。写っていたのは、長谷川と家政婦をしていた玉木の母親が仲睦まじくする姿だった。どうやら二人は不倫関係にあったらしい。見てはいけないものを見たと焦る健太郎――「私、何も見てません。何も見てませんから!」。遺産問題には、玉木家の秘密が隠されているらしく……。何も知らない玉木は、長谷川の遺品整理を進めるユキに対し「泥棒みたいな真似をして恥ずかしくないのか」と改めて罵倒する。父親から許可を得ていると開き直るユキに、玉木の苛立ちは止まらない。やはりユキは金目当ての女なのか?しかし、玉木が立ち去った後、寂しそうにうつむくユキの横顔に、健太郎は何かを感じ取る。その夜、健太郎は玉木を飲みに誘う。「お前はユキさんを誤解している。あの人は冷たくなんかない」。健太郎がそう思う根拠は、ユキの占いにあった。占い好きの日菜子によると、ユキの占いは人を励まし、人生のエールを送る内容だと言う。「そんな人の心が冷たいはずないだろう」。その言葉に考え込む玉木。言われてみれば、昔のユキは、どんな時も前向きに玉木を励ましてくれていた。玉木が獣医を目指したのも、20年前ユキに動物の扱いを褒められたのがきっかけだった。ユキが家を出たのには、何か事情があるのか――。「俺だって、できる事なら昔の姉さんに戻って欲しいんです……」「タマ、任せとけ。ユキさんの心は、俺が溶かしてやる」健太郎は玉木と「兄弟の盃」を交わすと、意気込んでユキの元へと向かう。しかし、占いの店に行くと、ユキの共同経営者の遠藤竜二(谷田歩)が立ちはだかり、玉木に遺産を破棄する旨を書いた書類にサインしろと迫る。やっぱり最初からこれが目的だったのかと責める玉木に、ユキは冷たく言い放つ。「そうよ、お金のためよ。じゃなきゃあんたなんかに会いに来るわけないじゃん」「この人は本当に心が凍ってる。こんな姉に期待した僕がバカだった」傷ついた玉木は書類を叩きつけて立ち去る。果たしてユキの本心は――?やがて明かされる玉木家の真実。自分の母親と小説家・長谷川完との関係に疑問を抱いた玉木は、老人ホームを訪れ、父親に追求するのだった。「僕はどんな事実でも、受け止める覚悟がある。だから本当のことを教えてほしいんだ」玉木の母親と小説家の不倫関係――その裏に、ユキが家を出た本当の理由が隠されていた。健太郎は、今度こそユキの凍った心を溶かすことができるのか?そして、姉弟の絆は取り戻せるのか?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第10話」

健太郎(陣内孝則)の街に移動動物園がやってきた。健太郎と日菜子(吉本実憂)はさっそく出かけ、親子水いらずのひと時を楽しむ。しかし和やかな空気の中、「カンガルー学習塾」と書かれたチラシを配られ、健太郎の気分は一変。その動物園には学習塾のスポンサーがついていて、来園者の子供たちをターゲットに宣伝している様子。「動物をダシに使って子供たちを騙しているんだ」と不機嫌を露にする健太郎。きっと心根の腐った奴らの仕業だと日菜子を連れて帰ろうとしたその時、園長の水沢塔子(石野真子)が現れる。「何か失礼がありましたでしょうか?」――その美しさに目を奪われた健太郎は「とっても素晴らしいイベントですよねぇ」と、たちまちテンションアップ。スキップする健太郎を、日菜子は白い目で見つめる。「また始まってしまった」。そんな中、健太郎は元気のないヤギのカン太が気になる。その場で触診すると、胃の中に異物がある様子。健太郎は塔子の許可を取り、カン太を自分の病院に連れ帰ることに。診察の結果、カン太には手術する必要があると分かるが、費用を聞いた塔子は、自分一人では決められない額なので、スポンサーに相談すると言う。旅から旅の暮らしの塔子は、明後日の朝には仙台に移動しなければいけない。健太郎は、許可が下り次第、カン太の手術を決行すると約束する。そして、さらなる事件が勃発。移動動物園の豚が一頭逃げ出したという知らせが入る。動物園に引き返すと、近隣住民はそろって不満をぶつける。「だいたい、近くに動物がいるだけで匂いがたまらないのよ!」「鳴き声だって、うるさくて仕方ないんだ!」動物園に今すぐ街から出て行って欲しいと訴える住民たち。怒号の中、たまらず健太郎が反論するが、住民の怒りは一向に収まらない。すると塔子が静かに語り始める。「私の父は、動物たちを見る子供たちの笑顔が好きでこの動物園を始めました。私もその意思を継いで、いろんな街を動物たちと回っています」。子供の笑顔が見られることが親子にとってどんなに幸せなことかと、涙ぐんで訴える塔子。しまいには「明日の入園料は無料にします。ですから一度お子さんたちをここに連れてきてあげて下さい」と、真摯な姿勢を見せるのだった。これには住民たちもさすがに黙り、健太郎も感動の眼差しで塔子を見つめる。しかし、住民たちが帰ると「あの話、鉄板なんです」とケロッと言ってのける塔子。動物を連れて旅していると、地元の人間とのトラブルは日常茶飯事。そういう時は決まって同じ話をしているらしい。思ったよりもサバサバとした性格の塔子は、その後、健太郎を飲みに誘い、豪快にビールを飲み干す。時間が経つにつれ意気投合していく二人。酔いが回った塔子は、旅から旅というような移動動物園の仕事に対する疲れと寂しさをさらけ出す。「どっかいい人のそばで落ち着きたいなあ、なんて思う夜もあるわけですよ」「先生みたいな人がいてくれたらな」――塔子からのアピールを受け、健太郎は動揺を隠せない。「今までにない展開だ……」その頃、自宅で待つ英恵(野際陽子)と日菜子も、今までと違う展開を予感していた。「動物関係の仕事をしてる人って、初めてじゃない?」「獣医と動物園の園長か……」。そして夜が更けても健太郎は帰らず――。翌朝、動物園の宿舎で目覚めた健太郎。昨晩の塔子の告白めいた言葉に気持ちが高まるが、当の本人は何も覚えてない様子。それでもうれしさを隠せない健太郎は、動物園のイベント準備の手伝いをすることに。二人は昨日に引き続き、やはりいい雰囲気で……。すると突然、動物園のスポンサー「カンガルー学習塾」の社長が現れる。動物園に対するクレームが塾の本社にまで届き、イメージダウンを恐れた社長は、急遽イベントの中止を命じる。「私、昨日住民の方に約束したんです。無料でいいからお子さんたちを連れて来て下さいって」「無料? だったらやっても意味ないでしょう」冷徹なスポンサーを前に、為すすべもなく片付け始めるスタッフたち。移動動物園の苦悩を知った健太郎は、何とかしたい衝動に駆られ、その後、塔子に切り出す。「移動しない、普通の動物園にしたらどうですか?」「でも、そんないい場所なんか」「いい物件が見つかったんですよ」なんと健太郎は、短時間で動物園にふさわしい物件を探し出したのだ。大きなビルの地下、だだっ広い屋上、そして港に浮かぶ漁船……。しかし、どれも現実的には無理だと分かると、しまいに自分の動物病院で動物たちを預かると言い出す。「動物をダシに金儲けしか考えてないヤツになんか、世話になってほしくない。ボクがあなたと動物たちを守ります」。非現実的な健太郎の申し出に、塔子は「いい加減にしてください」と感情を露にする。そして、動物園の利益はほとんどなく、社長の援助がないとやっていけないというシビアな現状を告げるのだった。「きれいごとだけじゃ、生きていけないんですよ」。ヤギのカン太のことも費用がないため手術ができない、安楽死させてやって欲しいと言い出す始末。「カン太のために、他の動物たちを飢えさせるわけにはいかないんです」――それは園長としての苦渋の決断。健太郎は去っていく塔子をただ見送るしかなかった。塔子の苦しみを感じ取った健太郎は、独断でカン太の手術を決行する。メスを握る健太郎に、これまでの塔子の言動がフラッシュバックしていく。やがて玉木(牧田哲也)の補助を得て、佳境に入る手術。明日は、いよいよ塔子率いる動物園が街を去る日。健太郎はカン太を救い、塔子を引き止めることができるのか――?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第11話」

往診の帰り、突然便意をもよおした健太郎(陣内孝則)は、トイレを求めてさまよううちに、美しいトイレ清掃員・大倉美波(清水美沙)と出会う。例のごとく一瞬で恋に堕ちた健太郎は、以来、美波のことが頭から離れない。「トイレの女神さまがいたんだ」――その夜、早速居酒屋で玉木(牧田哲也)に鼻息荒く話す健太郎。ふいに料理を運んできた店員を見て、思わず立ち上がる。その店員は、まさに美波だった!二度の偶然に舞い上がる健太郎だったが、一生懸命働く美波を前に、名前も電話番号も聞けずじまい。「昼も夜も働いているのか。頑張ってるんだなァ、女神さまは」。そして美波の疲れた表情に気付き、ふと心配になるのだった。翌日も健太郎は「トイレの女神さま」のことで頭がいっぱい。そんな時、中学生の少女(大野百花)が中型犬のリードを無理やり引っ張って歩かせようとする場面に出くわす。「人の犬に触るな!」と言う生意気な少女を制し、犬の足の裏を見るとどうやらガラスを踏んで怪我をしたらしい。健太郎はその犬を診療所に連れ帰り、怪我の治療をすることに。すると少女は犬の名前を「ペロ」だと告げたきり、なぜか、姿を消してしまう。困惑する日菜子(吉本実憂)と英恵(野際陽子)の前で、健太郎は、必ず消えた飼い主を探して見せると宣言する。手始めに近所の中学校を訪ねると、なんとそこに「トイレの女神さま」こと美波がいるではないか。「ある時は清掃員、またある時は居酒屋の店員。でもその正体は、中学校の先生だったんですね」。三度の偶然に興奮する健太郎に、「そんなんじゃありません」と笑って否定する美波。美波は娘の保護者として教師に呼び出されたと言う。6年前に離婚し、以来、昼も夜も働きづめで、反抗期の娘に目をかける余裕がなかったと落ち込む美波。彼女が独り身だと知った健太郎は、俄然テンションアップし、力になりたいと申し出る。「だったら夏休みの間、お子さんをお預かりしましょうか」。問題児でも、動物と触れ合えば、きっと優しい子になる。それらしい言葉を並べ、何とか美波と距離を縮めようとする健太郎だった。しかしそのテンションに水を差すように、美波の別れた夫、創也(前川泰之)が現れる。「夕べ、美貴が僕のマンションにやってきたらしい」。娘が会いに来たことで、元妻がお金を欲していると捉えた創也は、札束の入った封筒を渡そうとするが、美波はそれを受け取ろうとしない。「意地を張るな」と上から目線の創也を見かね、健太郎は思わず口をはさむ。「お金では解決できない問題もあると思いますけど」「金で愛情は買えません」。すると創也は馬鹿にしたように笑って言う――「愛情だって金で買える」。一触即発の空気の末、美波は健太郎と付き合っていると嘘をつき、創也を追い返すのだった。「彼、結婚した時はあんな人じゃなかったんです。会社を立ち上げて、成功したら人が変わってしまって」。何より美波は、創也が自分に何の相談もなく会社を辞め、勉強のため勝手に海外に旅立ったことが許せないでいた。その後、彼女の娘・美貴と対面した健太郎は仰天する。彼女こそ探していたペロの飼い主の少女だった。「まさか、お前が美波さんの――!?」。美貴は驚く健太郎をよそに、ペロのことをお母さんには黙っていて欲しいと告げる。今のアパートじゃペロを飼えない。でも、必ず一緒に暮らせる場所を見つけるからそれまで内緒にしてくれと懇願する美貴。「じゃあ、ペロは今までどこで飼っていたんだ?」。なぜかその質問には答えられない様子。どうやら美貴には何か秘密があるらしい……。「あんまりお母さんに、苦労かけるんじゃないぞ」――その夜、美波が疲労で倒れたのをきっかけに、健太郎は美貴に語りかける。「一人でしょい込み過ぎなんだよ、お母さんは」。実は美波は、女手ひとつで娘を育てるだけではなく、北海道に住む両親に毎月仕送りしていた。「いつか北海道に移り住んで、みんなで住める大きな家を建てるのが、お母さんの昔からの夢なの」。それで昼も夜も働きづめだったのだ。美貴は無理ばかりする母親が心底心配だった。「意地なんか張ってないで、頼れる人がいるんだから頼っちゃえばいいのに」。「頼れる人」――それは自分を指していると受け取った健太郎は、ますますヒートアップ! 体調を壊した美波の代わりにトイレ掃除の仕事を買って出て、さらには動物病院を北海道に移転する計画を立てるなど、暴走が止まらない。一方、日菜子はペロの写真が入った「迷い犬」の張り紙を見つける。ペロは美貴の飼い犬ではなく「ジョン」というよその犬だったのだ。「それ、泥棒だよね? 誘拐だよね? 家族を誘拐された人の気持ち、考えたことある?」――日菜子に詰め寄られた美貴は、犬を連れて逃亡し、しまいには中学校の教室に立てこもるのだった。「ペロは私の犬だもん! ペロと一緒に、家族みんなで暮らしたいの!」あくまでもペロは自分の犬だと主張する美貴に、周りは困惑するばかり。「お前の気持ちは分かった」。美貴の望みは自分と美波が再婚することだと考えた健太郎は、美波にプロポーズするために走り出す。一方で日菜子は、創也の元を訪れる。意地っ張りな母親、仕事のことで頭がいっぱいで妻に何も相談しない父親。そんな両親に話し合う機会を与えたくて、美貴は問題を起こし続けてきた。そう告げるも、大事な会議があるからと拒絶する創也に、日菜子は真正面からぶつかる。「うちのお父さんはバカだけど、あなたみたいに恰好よくはないけれど、ウザいくらいにいつもそばにいてくれる。女はそういう人を求めてるんです」。――その頃、日菜子の想いを知ってか知らずか、盛大に勘違いした健太郎は、美波に結婚を迫っていて……。果たして美貴の願いは両親に届くのか?騒動の発端となったペロと家族は一体どういう関係なのか?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

獣医さん、事件ですよ「第12話(最終話)」

ある日の早朝、日菜子(吉本実憂)がねぎまを散歩させていると、突然ねぎまがリードを引っ張って走り出す。その先にいたのは美しい女性(浅野ゆう子)。いつもは大人しいねぎまが尻尾を振って喜ぶ姿を不思議に思いながらも、日菜子はその女性と軽く会話を交わす。なぜだか女性はじっと日菜子の顔を見つめるのだった。帰宅した日菜子は、さっそくそのことを健太郎(陣内孝則)と英恵(野際陽子)に報告する。健太郎「シャイなねぎまにしては珍しいことだな」英恵「――もしかして、元の飼い主さんだったりしてね?」しかし、女性の話を聞くうちに、健太郎の顔色が変わっていく。慌てて茶碗の飯を掻き込む姿に、英恵には察するものがあり――。その後、日菜子が学校へ出た後、先ほどの女性が健太郎の前に現れる。「元気だった?」とニコリとする女性。彼女は、日菜子の実の母親の菜々子だった……!「今更、捨てた娘が恋しくなったか?」――健太郎は睨みつけるように菜々子と対峙する。菜々子は健太郎の幼馴染で、15年前、「ちょっとだけ預かってほしい」と日菜子を預けたきり、忽然と姿を消したのだった。当然健太郎は怒りをぶつけるが、「ちょっと日菜子の顔を見に寄っただけ。すぐに帰るから」と、菜々子は悪びれた様子もない。幼馴染の二人は、川原で話すうちに、自然とこれまでの人生を振り返る。菜々子は高校を中退して歌手デビューしたはいいものの、鳴かず飛ばずの時期が続き、突然の引退をしていた。「まあ……いろんなことが、あったな……」と感慨深げに言う菜々子。「どんないろんなことがあったら、俺に娘、預けたまま、いなくなれるんだよ」「だって、シバケンならあの子のこと、ちゃんと育ててくれると思ったから」健太郎は、無責任な菜々子に怒りを抑えきれず、「もう日菜子には会わないでくれ」と言い放つ。しかし、菜々子は再び健太郎の前に姿を現す。「やっぱりあの子だけは引き取らせて欲しいの」――日菜子のことかとギクリとする健太郎だったが、菜々子の目的は、なんとねぎま。菜々子はねぎまの飼い主でもあったのだ。「ジョセフィーヌ」と呼びながらねぎまを抱きしめる菜々子に、健太郎は驚きを隠せない。 「お前がウチの前に置いて行ったのか?」日菜子だけではなく、ねぎままで捨てた菜々子に、健太郎は呆れ果てる。「そんないい加減なヤツにはねぎまは渡せないな」。そして菜々子を追い立てようとしたその時、タイミング悪く帰宅した日菜子と鉢合わせてしまう。健太郎は慌ててとりつくろい、菜々子のことを「ねぎまの飼い主だ」と紹介する。その夜、日菜子は「ねぎまをあの人に返してあげよう」と提案する。「ねぎまのこと、小犬の頃からずっと可愛がって育ててたわけでしょ? だったら返してあげるべきだよ」。それは日菜子自身のことを彷彿させ、健太郎はさらにムキになる。――「俺はそう簡単には返したくないな」。翌日、今度は健太郎の元にしょぼくれた中年男(モト冬樹)が訪れる。「私……茨城の方で靴屋を営んでいる小清水と申します」。小清水は、菜々子の婚約者であり、柴動物病院の前にねぎまを置いた張本人だと言う。「菜々子は、日菜子ちゃんのことを忘れたことなんてなかった。だから、ひと目でいいから会わせてやりたかったんです。会いに行けるきっかけを作ってあげたかった」。小清水の口から、菜々子がいかに日菜子を恋しく思っていたかが明らかにされる。しかし、健太郎はどうしても腑に落ちないことがあった。「そこまでの思いがありながら、どうして菜々子さんは日菜子を手放したんでしょう」。それは小清水さえも分からないと言う。一体菜々子が日菜子を捨てた理由は何なのか? そして戸惑う健太郎に小清水が訴える。「無理を承知でお願いします。最後にもう一度だけ、菜々子を日菜子さんと一緒に過ごさせてやってもらえませんか?」こうして、健太郎の計らいで、菜々子と日菜子は一日だけ一緒に過ごすことに。日菜子には、「ねぎまを菜々子に返すべきか見極めるため」と説明し、ねぎまも交えてピクニックに出かける。海岸で菜々子が作った弁当を食べたり、波打ち際でねぎまを遊ばせたり……。好きな食べ物や癖など、二人には共通点が多く、一緒に過ごせば過ごすほど、健太郎は複雑な気持ちに包まれる。そして別れ際、菜々子はもうすぐ宮崎に引っ越すことを告白し、ねぎまのことはあきらめると言う。「この子、日菜子ちゃんと一緒にいた方が楽しそうだもん」。「ありがとう、おかげで母親気分が味わえた」――菜々子から礼を言われ、健太郎の心は激しく揺れる。そして複雑な胸の内を英恵に吐露するのだった。 「やっぱり子供ってのは、実の親と一緒に暮らした方が幸せなのかね……」「いずれにしても、いつかはヒナちゃんに本当のこと全部、話した方がいいんじゃないの?」だが、その前に健太郎はどうしても確認したいことがあった。菜々子はなぜ日菜子を手放したのか?「俺だって、日菜子だって知る権利はあるはずだ」。健太郎の問いに、菜々子はようやく真実を語る。それは、母親として日菜子を守りたいが故の切ない理由だった。事情を知った健太郎は、ついに日菜子を実の母親の元へ返す覚悟を決めるのだった。すべてを知った日菜子は、果たしてどんな道を選ぶのか――?

引用:読売テレビ『獣医さん、事件ですよ』

『獣医さん、事件ですよ』の気になる作品情報まとめ

続いて、『獣医さん、事件ですよ』のキャストや主題歌といった「作品情報」について紹介していきます。

『獣医さん、事件ですよ』の主題歌「Always with you」についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

順番に見ていきましょう。

『獣医さん、事件ですよ』の基本情報

『獣医さん、事件ですよ』は「2014年7月3日(木)」から読売テレビの23:59~で放送されたテレビドラマです。

2014年7月3日から9月18日まで毎週木曜日23:59 – 翌0:54に、読売テレビ制作・日本テレビ系の「木曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は陣内孝則。

獣医さん、事件ですよ 獣医さん、事件ですよ
脚本 田辺満、根本ノンジ、久松真一、いとう斗士八
プロデューサー 西川義嗣、山田大作、竹中美保
演出 西川義嗣、山田大作、竹中美保
監督 池澤辰也、村松弘之、伊藤大輔
放送局 読売テレビ系

『獣医さん、事件ですよ』の登場人物・キャスト情報

柴 健太郎(役:陣内孝則)

院長。愛称は「シバケン」。「平成の寅さん」とも呼ばれる。日菜子の実母・菜々子とは幼馴染。

陣内孝則

958年8月12日生まれ、福岡県出身。ロッカーズ時代にルースターズの大江慎也、池畑潤二らも出演した『爆裂都市 BURST CITY』(石井聰互監督)が俳優デビュー作。1987年に資生堂キャンペーンアイドルグループのシャワーの元メンバーでモデルの秋山絵梨子(現・陣内恵理子)と結婚しました。代表作品は『太平記』、『ストーカー・誘う女』です。

柴 日菜子(役:吉本実憂)

健太郎の娘として育てられるが、養女で血縁関係はない。父の暴走を止める役割を担う。

吉本実憂

1996年12月28日生まれ、福岡県出身。2012年夏、第13回全日本国民的美少女コンテストにてグランプリを受賞し芸能界入りしました。2013年1月には第13回全日本国民的美少女コンテストに出場したメンバーとともにガールズユニット「次世代ユニットX21」を結成し、リーダーに就任。趣味はダンス。代表作品は『さくらの親子丼』、『表参道高校合唱部!』です。

柴 英恵(役:野際陽子)

動物看護師で金庫番。健太郎の母だが、息子との血縁関係はない。どケチで壁に貼ってある世界地図の裏にへそくりの通帳を隠していたり、健太郎が小学校時代に箱根で買ったコップを未だに使っています。

野際陽子

1936年1月24日生まれ、石川県出身。1968年にテレビドラマ『キイハンター』がスタートし、5年間放送され、視聴率30%以上を記録し一世を風靡した。ディレクターにどうしても歌わせて欲しいと直談判して、主題歌の「非情のライセンス」も歌いました。2016年11月23日、石川県河北郡津幡町の広報特使を委嘱されました。代表作品は『浅見光彦シリーズ』、『サラリーマン金太郎』シリーズです。

玉木 慎也(役:牧田哲也)

柴動物病院きってのイケメン獣医。健太郎からは「タマ」と呼ばれる。非常勤獣医。

牧田哲也

1984年6月7日生まれ、愛知県出身。2006年9月、「第3回D-BOYSオーディション」で準グランプリとオリコン・エンタテインメントのデ・ビュー賞を受賞。2007年からテレビドラマや舞台に出演し、同年7月1日にD-BOYSに加入します。2011年、映画『アベックパンチ』で初の単独主演を務めます。代表作品は『ミュージカル テニスの王子様』、『熱海殺人事件40years’ NEW』です。

そのほかのキャスト情報

  • 柴 一生
    役:宮川一朗太
  • ねぎま
    役:レイチェル
  • 浅野 瞳
    役:釈由美子
  • 浅野 葵
    役:本田望結
  • 山崎 文彦
    役:伊東孝明
  • 恵子
    役:棟里佳
  • 田村 絹代
    役:木野花
  • 田村 絵美
    役:浅見れいな

『獣医さん、事件ですよ』の主題歌は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の「Always with you」

『獣医さん、事件ですよ』の主題歌は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの「Always with you」です。

「Always with you」は、通算6枚目となるシングル。初期EXILEを彷彿とさせるメロディーが特徴的な楽曲です。

『獣医さん、事件ですよ』のロケ地はどこ?

『獣医さん、事件ですよ』のロケ地は公開されていません。

『獣医さん、事件ですよ』の視聴率は?

『獣医さん、事件ですよ』の視聴率は以下の通りです。

第1話 %
第2話 %
第3話 %
第4話 %
第5話 %
第6話 %
第7話 %
第8話 %
第9話 %
第10話 %
第11話 %
第12話(最終話) %

ドラマの視聴率は、15%を超えてくれば「ヒット」だと言われています。

『獣医さん、事件ですよ』の視聴率は公開されていません。

『獣医さん、事件ですよ』に続編はある?

『獣医さん、事件ですよ』の続編は、2021/6/27現在情報はありません。

『獣医さん、事件ですよ』視聴者の感想※ネタバレあり

最後に、『獣医さん、事件ですよ』視聴者の感想をいくつか紹介しています。

すでに『獣医さん、事件ですよ』をみたことがある人は、共感できる感想がたくさんあると思います。

いくつかネタバレも含まれるので、まだドラマを見ていない人は注意してくださいね。

シリアスなのに面白いw

本田望結ちゃん演技力ある

りっちゃんドラマで見るの久しぶり!

 

まとめ

『獣医さん、事件ですよ』は動画サイト「TSUTAYA TV」などで全話無料で見ることができます。

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本ページの配信情報は2021年1月12日時点のものです。

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