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＜中村蒼演じる主人公の山田羽仁男は、広告代理店に勤め、経歴、収入など何不自由ない生活を送っていた。しかし突然自殺を決行。だが失敗し、「命を売る」ビジネスをスタートさせることに。次々と舞い込んでくる奇々怪々な依頼に応じる中で、「命」と向き合うことに…。＞

引用：テレビ東京

１話：2018/4/4「開業。命売ります」
２話：2018/4/11「吸血鬼の館」
３話：2018/4/18「天使すぎる女医」
４話：2018/4/25「平成の毒婦」
５話：2018/5/2「ブラック企業の救世主」
６話：2018/5/9「スランプ気味の預言者」
７話：2018/5/16「笑うマジシャン」
８話：2018/5/30「同業者、命安く売ります」
９話：「惨めな生」
１０話（最終話）：2018/6/6「生と云う絶望」

　変わらぬ社会、延々と続く日常に見切りをつけ、自殺を図った山田羽仁男（中村蒼）。しかし、死ぬことに失敗した羽仁男は、助かった自分の命を売り物にして商売をすることを思い立つ。そんな羽仁男の所には、毎回様々な癖のある依頼人が訪れ奇妙な要求する。最初の客・岸（田中泯）の依頼は、自分の若き妻（橋本マナミ）と関係を持ち、その愛人(大杉漣)に見つかって殺されてほしい、という奇妙なものであった…。

引用：テレビ東京『命売ります』

命を売る羽仁男の元を訪れた２人目の客は、前田旺志郎演じる、高校生の井上薫。そんな薫の依頼は、父に捨てられたことがトラウマで、吸血病になってしまった母・八重子に「死ぬまで血を吸わせてあげて欲しい」というもの。羽仁男と接することで、病気を克服仕掛けた八重子だったが…。羽仁男を愛してしまった八重子は、羽仁男と薫のために、自ら命をたつことを選ぶ。身寄りもなく独りになってしまった薫は、羽仁男と生活をともにし、羽仁男のビジネスの手伝いをするようになる。

引用：テレビ東京『命売ります』

羽仁男(中村蒼)の元を訪れた3人目の客は、以前病院で出会った看護師の木島由紀(谷村美月)だった。依頼は、女医の城山愛理(壇蜜)を失墜させるために、彼女の医療ミスで死んでくれというもの。由紀の話によると、表向き評判のいい女医は、実は患者のことは実績作りの道具としか思っておらず、むやみやたらに患者に手術をすすめているらしい。さらに彼女の医療ミスは上司が黙認することにより表沙汰になっていないという。病院のため、患者のために女医の悪事を暴きたいという由紀の依頼を受けて、入院することになる羽仁男。まずは女医の病院での評判を落とそうとする羽仁男と由紀だったが、一筋縄ではいかず苦戦する。自暴自棄になった羽仁男は女医と関係を持ってしまい、それを知った由紀も嫉妬して羽仁男と関係を持つ。そして、手術の日となり、由紀は羽仁男を「さよなら」と送り出した。由紀は女医の医療ミスに見せかけて、羽仁男が死亡するよう細工する計画をしていた。

引用：テレビ東京『命売ります』

３回連続死ぬことが出来ず、疑心暗鬼になる羽仁男(中村蒼)。そこに、訪れた４人目の客は、結婚詐欺師に身内を殺されたという被害者遺族たち。平成の毒婦とも言われる宮出詩織(松下由樹)の犠牲となった人たちは、警察には自殺と判断されていた。今まで、犠牲となった男たちは、詩織に金を貸して、金を返せと迫ったところ、詩織に練炭自殺に見せかけて殺されてきた。遺族たちの依頼は、羽仁男に詩織の犠牲となって死んでもらい、犯行を暴いて欲しいと言うもの。羽仁男は依頼のために、金持ちの男かのように偽装して、詩織に近づき、騙そうとするが…。

引用：テレビ東京『命売ります』

前回、思いがけず杏子（YOU）と薫（前田旺志郎）の助けが入り、またしても死ぬことができなかった羽仁男（中村蒼）。失意の羽仁男のもとに、５人目の依頼者が訪ねて来る。深夜に事務所を訪れたのは、ブラック企業で働く鎌田（大谷亮平）という男だった。自分の会社に入社して、一カ月後の株主総会の場で、過労死として自殺してほしいという鎌田。ブラックな働き方に社員全員が苦しめられているので、羽仁男が会社に入社し過労死することで会社を変えることができるという。ブラック企業に入社し、過労死するために仕事に邁進する羽仁男。そこに、社長（山崎銀之丞）の突然の思いつきで、動画配信サービスを急遽開発することになる。急な仕事に追い詰められていく社員たち。鎌田はこの動画配信サービスで、羽仁男の自殺を全世界に生中継することを計画する。しかし、計画の途中で、会社の同僚の服部（矢本悠馬）が、仕事を苦に飛び降り自殺を図ろうとする。部下である服部を追い詰める原因を作っている鎌田に対して、邪魔をするなと釘をさす羽仁男。そして、動画配信サービスが完成した日、羽仁男は自殺するために窓から飛び降りようとして…。

引用：テレビ東京『命売ります』

5回目の依頼でも死ぬことに失敗した羽仁男（中村蒼）は、衝動的に橋から飛び降りようするが、ある女（大地真央）に引き止められる。その女は、かつてメディアで活躍していた占い師・結城みさとだった。みさとはもう一度占い師として返り咲くために、羽仁男に自分の予言通りに川に沈んで死んでほしいという。その予言は「冬の川で、赤いシャツを着た、右腕に三日月の傷のある者が川に沈む」といいうものだった。早速、川に沈んで死のうとする羽仁男を引き止めるみさと。一流の預言者は、死人の背景まで言い当てるのだといって、羽仁男が死ぬまでの過程をドラマチックに演出しようとする。苦労の末、羽仁男の腕にくっきりと三日月型の傷をつけることができ、いよいよ羽仁男とみさとは計画を実行しようとする。ところが、川辺でみさとが羽仁男の首を絞めようと手をかけたところで、近くにいた若者たちが携帯で動画を撮影していた。殺害しようとした様子が映りこんだかもしれないと、携帯を奪い取ろうとするみさと。もみ合っているうちに、若者が持っていたナイフがみさとの胸に突き刺さり…。

引用：テレビ東京『命売ります』

7人目の客として羽仁男（中村蒼）のもとに現れたのは、マジシャンのバルーン修平（柄本時生）。修平の依頼は、師匠のバルーン金平（津田寛治）から解放され独り立ちするために、金平のマジックで死んでくれというものだった。金平のマジックは、ギロチンを使ったマジックで、安全装置を外せば死亡事故を偽装できるという。今回こそ必ず終わらせると意気込む羽仁男。修平は、羽仁男がギロチンで死ぬためには、金平に気に入られ、助手として雇われることが必要だと言う。助手として雇ってほしいという羽仁男に、金平は試験に合格すれば考えてやると告げる。試験に合格しようと、金平を笑わせるサプライズを次々に仕掛ける羽仁男。試験に合格して助手となった羽仁男は、金平が修平に厳しく接するのには理由があることを知る。いよいよ、羽仁男がギロチン台に上がるマジックショー当日になる。ギロチン台にセットされる羽仁男。そこで、羽仁男は金平の修平に対する、人並みならなぬ想いを確信して…。

引用：テレビ東京『命売ります』

8人目の客、高校生・莉子（萩原みのり）の依頼は、死ぬまでにしたい５つの事を実行して、ネット上で一緒に自殺をする約束をした女の子と死んでほしいというものだった…。家族のことで悩んでいた莉子は、羽仁男（中村蒼）のマネをして「命、あげます」と投稿。すると同じような悩みをもった子から連絡がきて一緒に死ぬことを約束してしまう。しかし途中で死ぬのを辞めたくなった莉子は羽仁男へ代わりに死んでほしいと依頼することに。接触を躊躇する羽仁男だったが、約束の場所へ現れたのは、よれよれの服を着た、やつれた胡散臭い中年のおじさん（木下隆行）であった。ハンドルネームはシリウス、本名は丸田雅夫。ギャンブルと酒に溺れつくった借金苦から逃れるため自殺したいという。唯一の心残りは、生き別れた娘。どうせ自殺するなら人の役に立って死にたいとシリウスになり、娘と同じ世代の莉子、ハンドルネーム・デスティニーを助けようとしたのだ。そう、丸田も羽仁男と同じ同業者だったのだ。約束を果たした丸田はベランダに足をかけ飛び降りようとするとするのだが…。

引用：テレビ東京『命売ります』

死ぬのは周りの人間ばかり…。羽仁男（中村蒼）は命を売る商売を辞める決意をする。だが、ネット上には様々な噂や情報が飛び交い、社会からの反感を受け、命を狙われる羽目になってしまう。そして何者かに襲われ目を覚ますとそこに居たのは1人目の客、岸宗一郎（田中泯）だった…。金ばかり持て余した暇な生活を送っている岸に対し、充実した生活を送っている羽仁男。それに嫉妬した岸は羽仁男の監視をはじめたのだった。「殺すなら殺せばいい」と言う羽仁男の胆が据わった姿勢に、時期尚早だと撃つのをやめてしまう岸。再び気絶させられた羽仁男が、目を覚ますとそこは小沢澄江（松金よね子）の家だった。羽仁男を国立医学部へ進学が決まった息子・猛（遠藤要）だと思い込み接する澄江。状況がつかめず困惑する羽仁男だが、娘・幸から話を合わせるようお願いされる。澄江は重度の認知症で、15年前、猛がこの家を出て行った前夜を何度も再現しているという。しかもそれは、自分がなれなかった理想の母親像でしかないという。父親と離婚してから子供たちを放置して好き勝手やっていた母親を恨んでいる幸は、毒殺を企て…。

引用：テレビ東京『命売ります』

羽仁男（中村蒼）に関わる人が次々と死んでゆく…。失意の羽仁男はビルの屋上から飛び降りようとするが、あと一歩を踏み出せない自分に気づくのだった…。岸（田中泯）の命令で、羽仁男の行動を監視していた部下・鳴海（野間口徹）は、羽仁男に恨みをもっている人間がたくさんいるという。母親を殺された薫（前田旺志郎）、丸田の娘（南乃彩希）…。不幸になるのは自分のせいだと言い張る羽仁男に対し、「不幸になるのも、幸せになるのも、自分の責任だ」と怒る杏子（ＹＯＵ）。羽仁男は今まで命を売る商売をしてきた中で、人を殺したり、自殺したり、そんな権利はないこと悟った。まともに生きようとしていた矢先、岸が羽仁男の前に現れる。最初の依頼と同様に、ロシアンルーレットで命を懸けるゲームを提案され…。

引用：テレビ東京『命売ります』

• 『命売ります』の基本情報
• 『命売ります』の登場人物・キャスト情報
• 『命売ります』の主題歌について
• 『命売ります』の撮影地はどこ？
• 『命売ります』の視聴率は？
• 『命売ります』の続編はある？

中村蒼

1991年3月4日生まれ、福岡県出身。2005年11月に行われた、第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの最終選考会においてグランプリを受賞し芸能界入りします。趣味はサッカー。代表作品は『Q.E.D. 証明終了』、『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』。

前田旺志郎

2000年12月7日生まれ、大阪府出身。兄・航基とはお笑いコンビ「まえだまえだ」を結成し、コンビとしては松竹芸能に所属していました。

YOU

1964年8月29日生まれ、東京都出身。1985年に、本名であり旧芸名でもある江原由希子名義でアイドル歌手としてデビューします。1999年、ラフォーレミュージアム原宿でバナナマンとのユニット「FULL CHAMPION STYLES」を決行します。

• 宮本
  役：田口浩正
• 岸宗一郎
  役：田中泯
• 岸るり子
  役：橋本マナミ
• 李正道
  役：大杉漣
• 井上八重子
  役：酒井若菜
• 木島由紀
  役：谷村美月
• 城山愛理
  役：壇蜜
• 峰岸邦夫
  役：森本レオ